超強行軍、晩秋の関西三都物語~後編
二日目の夜、明日はどこへ行こうかと思案中、ふと、翌日の飛行機の搭乗口を知らせるメールが来ていたのを思い出し見てみると、搭乗口は『9-B』…
ん…?
『 B 』…?
伊丹空港の搭乗口で『B』は、空港の建物から飛行機へ乗り込む際、ボーディングブリッジではなく、バスで飛行機の近くまで乗せてもらい、そこからタラップ(階段)で飛行機に乗り込むという、アレ…
なんで、このご時世に階段で飛行機に乗り込まなきゃならないのよ…
と、メールを睨んで見たものの、睨んだところで搭乗口が変わるわけではなく…
まぁ、バスでの搭乗の際の楽しみに期待することにしました…
その楽しみは、また後で…
で、いろいろ悩んだ結果、神戸にある『花鳥園』を目指すことにしました…
数年前に訪れたことのある『神戸花鳥園』…
名前の通り、『花』と『鳥』がメインの、私にとっては正にワンダーランド的な場所
そこへ行こうと決めて、ネットで検索してみると、ない…
読み進んで行くと、『民事再生法』の文字のあるサイトにぶち当たり…
どうやら、私のワンダーランドの花鳥園は、数年前に倒産してしまったらしく…
でも、その後を引き継いでくれた企業があるらしく、新しく『神戸どうぶつ王国』と名前を変えて、これまでの『花』と『鳥』に加えて、新たな動物がたくさん居る、ちょっと変わった動物園になっている模様…
これは行くしかないと、早速、神戸までの移動手段を調べ、神戸を目指すことにしました…
が、京都を離れるその前に、ちょっと寄り道して、五重塔で有名な東寺へ…
モミジと五重塔を撮ろうかと思ったのですが、思いっきり逆光タイムだったので、中へは入らず外から一枚…
その足で京都を離れ、神戸へ…
神戸は行くのは何年ぶりだろう…
足しげく、京都を訪れるようになるまでは、神戸ばかり遊びに行っていたような気もしますが、それはだいぶ昔のことで…
行くたびに街並みが変わっていく京都と違い、神戸は数年前とあまり変わっていないようで、懐かしい風景を眺めながら、ポートアイランドにある『神戸どうぶつ王国』へ…
建物自体はそのままなので、こちらも懐かしく思いながら、早速中へ…
入口で貰ったパンフレットを見ると、30分おきに何かしらのイベントが予定されていて、それを全部見るとなると、他の園内を楽しむことが出来ないほどで…
取りあえず、園内を見て回ったけど、中は、ほとんど昔のままのようでした。
違っていたのは、以前は鳥類メインだったのが、鹿児島の動物園では見ることのない、たくさんの種類の動物が居ること
しかも、距離感が凄まじく近い…
手を伸ばせば触れるほど…
タッチングコーナー以外でも、実際に触っている方も居たようですが、これはルール違反でしょう…
で、ここからは、その動物たちの写真を数枚…
まずは、行って最初に見た『バードパフォーマンスショー』…
の、最後のキメポーズ…
鳥さんたちの動きが早すぎて、写真は撮れず…
飛んでる鳥さんを撮れるよう、いつかリベンジに行くことにしました…
まずは、動かない鳥で有名な『ハシビロコウ』…
後ろで騒いでいるワオキツネザルが気になっていたのか、キョロキョロと後ろを向いたり前を向いたり…
かなり、動いているようでした…
でも、実際に間近で見ると、デッカイ鳥さんでした…
ヒーターに群がるワオキツネザルさんたち…
寒いのは人間も動物も同じですね…(^^;
フタユビナマケモノ…
こちらは本当に触れるほどの距離にぶらさっがっていました…
入浴中のカピバラさん…
気持ちよさそうでした
とっても元気なレッサーパンダちゃん
クリスマスと言うことで、初めて本物を見た、トナカイさん…
とっても立派なツノでした…
楽しい時間が過ぎるのは、本当にあっと言う間で…
全てを楽しむことは出来なかったけど、残念ながら神戸を離れる時間となり…
後ろ髪を引かれつつ、どうぶつ王国を後にしました…
搭乗口の変更に淡い期待を抱いていたのですが、そのお知らせはないまま、いよいよ飛行機に乗り込むことになり、搭乗口から送迎バスに乗り…
誰よりも早くバスを降り、冒頭で話した『お楽しみ』タイム…
それは、飛行機の真横で写真を撮る事…
係員さんが止める場合もあるのですが、今回はあっさりOKで、全員が乗り込むまでの数分間だけ、写真を撮らせて貰いました
出来ることなら、ちょっと移動して撮りたかったけど、さすがにそこはグッと我慢して…
と、言うことで、京都・大阪・神戸…
三都市を又にかけた晩秋の旅行は終わり…
忙しくバタバタ回ったけど、懐かしい顔にも会えて、楽しい旅行になりました
次はいつになるのかな…?